元々はかなり裕福な資産家の家庭に生まれた。お坊ちゃまみたいに扱われていたこともある。
が、3歳4歳くらいの頃に経営が破綻。後処理やなんやかんやで家もなくなり、施設に預けられることになった。
その後両親は失踪、施設はオーヴァードの実験施設と繋がりがあり自分も知らない内に実験に巻き込まれていた。
UGNに保護されたものの、両親の失踪も自分が覚醒させられていたこともしばらく理解ができていなかった。
そのため、何も知らないまま全てを失った（気付いた時には何も無かった）ことがずっと傷となっている。

両親に愛されていたことは間違いないので、いつかきっと迎えに来ると信じていた。
裏切られたよりは失った、の感覚が大きい（実際恐らく事故なり陰謀なりで帰らぬ人となっている）

知らない方が幸せ、という言葉は否定するけど、知らずにいるならずっと知られないための努力をしちゃう方。
（※努力の方向が間違ってると怒られていい）

チルドレンとしてレネゲイドのことを学び、本来なら送れるはずだった日常生活のことを学んだ。
日の当たる生活を羨むこともあったが、「無くなったモノは帰ってこない」と割り切って前に進んだ。
守る立場になってしまったのなら、無くならないように守っていかなきゃ、と思いながら育つ。
多分裕福なまま育っていたらノブレス・オブリージュの精神があったんだろうなという感じ。

事件は解決したいし、オーヴァードじゃない人たちの日常は守りたいし、もしこちら側に来てしまった人がいるなら
手助けはしたいし導きたい。
そんな精神だったのでまあ支部長にも抜擢された。ただ責任感が悪い方に強すぎの気はある。

※支部の面々全員まとめて守るからな！！！！！！！！！！の意気込みがあります※
行動指針としては、HOエージェントを頼りつつ愚痴りつつ、高校生達は二人共昔の自分を重ねて守らなきゃ……って思っている。

黒瀬くんが支部にやってきた時、両親がいなくなった境遇に自分を重ねて、辛い想いをして欲しくないと思った。
目に見えて過保護………という訳ではないが、せめて寂しくならないよう友人や兄のように思ってもらえるよう面倒を見た。
辛い思いは消えないけど、せめてこの先は少しでも辛いことが起きない生き方をして欲しい。と思っていた。
この辺りから自分の身は二の次で、他者を優先したがっていたっぽい。その感情が自分主体でもある。

２年前、そんな黒瀬くんが自分を庇って命を落とした。その光景が目に焼きついてしばらく魘され続けていた。
どうして自分じゃなくて彼が死ななければいけなかったんだ、と何度も何度も悔いて泣いた。
彼に庇われ生き長らえた命をどう使えば良いのか。彼のような末路を二度と見ないようにしたい。
その一心で、チルドレンとして全力で動き続け、やがて人を守る力まで手に入れていた。
能力故か性格故か、やがて数ヶ月前に支部長に抜擢された。

弟分に庇われて逆に守ることができなかった人間が上に立つなんて……と最初は難色を示していたものの、自分のやりたいこと、
周りの仲間たちを守ることができる立場なのでは、と思い直し引き受けることとなった。

………そんな事があった直後。何事もなかったように黒瀬くんは帰ってきた。
周りもみんな、黒瀬くんはずっとここにいたよ、と言う。
どういうことだと調べた際、面影島の黄泉還りの件を知った。これは自分のせいなのだと知った。
なら、成長した彼のことを今度こそ守り抜かなければと誓った。

5ヶ月前：赤崎くんを保護
半年前：黒瀬くんが帰ってきた
半年ちょっと前：支部長となった
1年半前：白茅さんが覚醒
２年前：躍起になって戦い続けた
２年前：ドン凹み
２年前：黒瀬くんが自分を庇って死亡
10年前くらい：蒼下さんがUGNに保護される（非オーヴァードの人だから守らなきゃと生意気してる頃）
10年前くらい：黒瀬くんがUGNに保護される
10年前：ギガントクロウによる事件（支部の戦力が大きく落ちたり「帰らない人」を経験したり守ってくれと託されたりした）
～チルドレン時代～
16年前：UGNが正式の発足される、けど黄川自身はそんなに変化ないのかも。
幼少期（18年くらい前？）：実験施設から保護される（UGNまだ無い／護人会なのかも）

ロイス抜粋
1「⚪️UGN支部」✔P執着 / N恐怖：守らなきゃいけない場所
S2「🟡黒瀬 陽一」✔P庇護 / N悔悟：おかえり
3「“フェイスキラー”」P好奇心 / ✔N恐怖：この街の人々を弄ぶことは許さない
4「蒼下 白茅」✔P信頼 / N隔意：旧知の仲、信頼している友人。
5「赤崎 剣護」✔P庇護 / N不安：こちら側に来ても日常を失わないで欲しい
6「月原 朝芽」✔P庇護 / N不安：好奇心が強いことは悪くはないけど程々にしてくれ

ロイス抜粋
S1「⚪️UGN支部」✔P執着 / N恐怖：守らなきゃいけない場所
2「🟡黒瀬 陽一」✔P庇護 / N悔悟：おかえり
3「ギガントクロウ」P執着 / ✔N脅威：このまま逃がすわけにはいかない、もう繰り返さない。
4「蒼下 白茅」✔P信頼 / N隔意：旧知の仲、信頼している友人。
5「赤崎 剣護」✔P庇護 / N不安：頼りにしてる。けど、踏み込みすぎなくていい。
6「石杜 武雄」✔P尽力 / N疎外感：どうか穏やかに過ごして欲しい。追い込まれないで欲しい。