容姿・経歴・その他メモ

髪

紫がかった銀

瞳

黒ずんだ紅

肌

色白

あかばね ひろと
一度死んでいた。次いつ消えるのかは分からない。

オレ／キミ、アンタ、オマエ。気楽にゆるく生きている。ように振る舞っている。
「だって楽しくやってないとさ、やってらんないよ。こんなの」
「叶ちゃんは楽しそうでイイよね。オレも、叶ちゃんのこと見てるから楽しいしさ」

恐らく幼い頃からオーヴァードとして覚醒し、UGN関係者として育ってきた。
密やかな任務や潜入調査など、裏方仕事を多くしていた。のだろう。
ぼんやりとした記憶は、自分がそうだったのだと言っている。
けど、本当のところはどうだったのか。本当にそうやって過ごしてきたのか。
どうしても自信がなかった。

自分にはここ数年の記憶がない。これは忘れたわけじゃない。
ぽっかりとした、無。
―――何もないのだ。
調べた話では、自分はこの空白の数年間は『土の下』にいたらしい。
そう、死んだんだ。何年か前に。
だから記憶がない。
何年も土の中にいたせいか、土の下に潜る前のことも朧気になってきている。
生まれ変わった、とでも言われればまだ頷けそうなのに、そうじゃない。
生き返ってしまったのだ。文字通り。
どうやらどこかの島でそんな事件があったらしいとは聞いたものの、全く実感が沸かなかった。
今の自分は紛れもなく生きている。何も変わらずに。
いや本当は―――生きてなんかいないのかもしれないけど。

元々UGN関係者だった青年。なのだが、数年前に任務で死亡した。
しかし半年ほど前、面影島事件の際に人知れず蘇ることになる。

恐らくUGNとは関係が無かった知り合い（友人）の気持ちに共鳴して蘇ったと思われるが、本人は知らない。
蘇る前のことは段々忘れそうになっている。
忘れないように、消えないように。
以前から付き合いのあった（ような気がしている）UGNに力を貸している今日この頃。
生き返ったあとに付き合い始めた支部で、卜部叶と知り合い、友人となる。
ストーカー気質な部分は呆れるものの、好きなものに全力投球している姿は羨ましいとすら思っている。
だから、彼女には夢を叶えて、とまではいかずとも、満足いくまで突っ走って欲しいと思っている。いた。

生きていたら23歳くらいになる。
一度死んだ。だから本当はもう終わっているはずだ。
でも、だからなのか。それなのになのか。
しぬことがとてもこわいんだ。

【戦闘スタイル】
光の銃を用いた射撃型。
手元に作り出した光の紙飛行機で、空を割るように相手を切り裂く。
紙飛行機の形をカモメに例えてコードネームを付けられている。
侵蝕率が100%を越えると、無数の紙飛行機が所狭しと飛び交う様が見られる。

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